苦労してきた両親を見て育ったので、お金を稼いで良い生活をしたり、綺麗な服を着たり、こまめに美容室へ行くなど身綺麗にすることや自分に対してお金を使うことにかなり抵抗がありました。

かといって、人からご馳走されたり、プレゼントをもらうと申し訳なさでいっぱいになり、素直に喜べないし上手に受け取れない。また、そんな姿を「つまらなさそうにしている」と誤解されることもあって、いつの間にかお金も人付き合いもどんどん苦手になっていく自分自身を何とかしたいと思いセッションを申込みました。

セッションを通して自分の言葉で話しをするうちに、親が苦労してきたのは過去のことで、現在はその状況から解放されていること、そして私自身の自立についての課題がごちゃまぜになって「自分にお金を使えない」という問題として表面化していたことに気づくことができました。

親は親。私は私。として自分と自分以外を分けて考える練習をするうちに、自分の時間を自由に楽しんで良いことを受け入れられるようになり、ずっとやってみたかった「お気に入りの美容室へ毎月通いたい」という希望を毎月叶えるうちに、両親や習い事の仲間たちから「最近綺麗になったね」と言われるようになりました。
そしてその言葉を素直に受け取れるようになったことがとても嬉しかったです。
私自身が喜んでいる姿が周囲にいる人の癒しになると気づきを与えてくれた朔さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

自分で自覚はないものの、いつも人から「Ｋちゃんにはあげてばかりで何も返ってこない」と言われて相手が去ってしまうパターンを繰り返していて、恋愛含めて人間関係が苦手になっていました。

職場でも恋愛でも、相手から満たしてもらうことや、相手が与えてくれて当然という考え方や態度を知らず知らずのうちに取って、相手へ求めすぎたり、承認欲求が強めに出てしまい、それがお相手にとっては重たく感じられたり、時には「君に何かしてあげても "このぐらい当たり前" と思っているから甲斐がない」と言われて人が離れていく理由になっていることに気づいて愕然としました。

もちろん、職場でも特級の腫れ物扱いのため、いつの間にか職場では孤立を極めていました。
そしてそれはプライベートでも…。

朔さんとのセッションを進めるうちに、私自身の心の穴や淋しさを人を使って埋めようとせず、まず自分のことは自分で面倒を見る気持ちを持って自分自身と向き合うことで、人からもらうばかりじゃなく人様に与えられるようになりたいと考えられるようになり、人への執着が薄らいでいくのがだんだんと感じられるようになりました。

職場では「今時間があるので何かお手伝い出来ることはありますか？」と周囲に対して積極的に声をかけられるようになり、任せてもらえる仕事も増えたこと、恋愛でも「ありがとう」や「嬉しい」など感謝の気持ちをきちんと言葉で表現出来るようになり、以前ほどこじらせることが無くなって毎日がとても生きやすくなりました。

仕事では自分のタスク以外も引き受けてしまい、常にいっぱいいっぱいになってイライラして周囲に当たり散らしていました。

私には常に「私の気持ちを人に説明したってどうせわかってくれない」「私が思っていることをどうやって人に伝えたらいいか分からない」との思いが強かったことから「ノーを言う」「断る」などの自分の主張が出来なくなっていたことに気づきました。

それが結果として自分で余計なタスクを増やしていっぱいいっぱいになってイライラする原因に。
また、嫌われることや、アテにされなくなるのが怖くて過剰に頑張るけど、それが評価されないと感情的になって爆発してしまう私自身の扱いにくさに、私自身が疲れてしまっていました。

必要以上人のために頑張らなくて良いことや、自分を理解してくれない人がいても良いと人と関わるハードルを下げたことで、他人と緊張せず関われるようになり自分の感情に振り回されることが減っていきました。
また「これ以上無理したら危ないな」と少しの変化も敏感にキャッチできるようになりました。
適度に休む・適度に手を抜くなどして私自身をしっかりケアできるようになってきたことで、気持ちに余裕を持てるようになり、お陰で主人とも新婚以来の仲の良さを取り戻しつつあります。

人に対してはお金を使えるし、ちょっとしたプレゼントなどをして喜んで欲しいと思うのに、私自身に対しては「このぐらいでいいや」「これでいいや」と本当に欲しいものを選ばなかったり、やってみたいことに対しても「どうせ長続きしないしお金がもったいないから」とすぐに「私なんかが」と尻込みして諦めるクセがありました。

私としてはお金がなくなる不安やお金への心配があるからだと思っていたが、セッションを受けるうちに親の期待に応えられなかったことから『自分みたいな人間が』と極端に自分を否定する気持ちが根っこにあることに気づき、それが私自身に対してお金をかけることややりたいことにチャレンジすることへの申し訳なさや後ろめたさに繋がっていたと自覚しました。

セッションで他人を大切に思いやるように自分のことを大変に扱っていいと知ってからは「どうせ私なんて」「私なんてこれぐらい」をやめるように気をつけて、出来る範囲で自分自身を優先したり、やってみたいことに(英会話、ピアノ、ヨガ)否定的にならず、自分のためにもお金を出せるようになり行動範囲や人と交流する機会が広がりました。

以前は営業職をしていましたが、勤務時間も長く不規則なことと、営業成績のプレッシャーもあり、自分には合わないと思いながら、他に雇ってもらえるところもないし・・とこのまま一生この会社にしがみつくしかないと決めつけていました。

失恋がきっかけでセッションに通うようになり「私なんてどうせ」の思い込みをリリースするうちに、誰かに尽くすばかりのしんどい生き方をやめたいと思えるようになりました。

そうするうちに、もともと勉強していたインテリア関係の仕事をしてみたいと思うようになり、それとなく知人に打ち明けたら、募集を見つけてくれてダメもとで応募してみることに。
業界は未経験でしたが、アシスタントのような役割で採用してもらえることになり、転職を機に兼ねてから住みたいと思っていた東京都内へ家賃と引っ越し代は会社負担で地方から移り住めることになりました！